GDPってどんな経済指標?

GDPとは(Gross Domestic Product)の略字で、日本語では「国内総生産」と訳されます。一定の期間に国内で生産されたモノやサービスに支払われたお金の総額であり、国の経済力を分析する時などに使われる統計データのひとつです。

GDPを上げるには何をすればいいの

日本の経済の将来は必ずしも明るいイメージではないようです。少子化だし、同時に急速に高齢化になっているし、国内ではデフレが続いているし・・・・。あまり明るくなる要素は少ないのでは、と思われます。しかし、ずっと経済が低迷気味の日本なのに、世界のGDPランキングではなぜか上位です。GDPを構成しているのは、民間消費+民間投資+政府支出+純輸出(輸出分から輸入分を除いたもの)ということですので、これらの項目が伸びれば、当然合計であるGDPも伸びることになります。
この中で「政府支出」というのは何か?政府部門による支出とは、社会福祉への費用や橋や道路など公共の施設建設への支出、公務員の給与の支払いなどだそうです。また民間投資とは民間企業の設備投資や民間の住宅への投資のことです。そしてGDPの構成要素の中で、やはり民間の消費の占める割合が半分以上を占めているとのことです。GDPが伸びるためには、何といっても民間消費をもっと伸ばせばいいという事になります。http://www.carf.e.u-tokyo.ac.jp/research/zaisei/121019ueda.pdf
民間の消費者は気分に左右されやすいと言われます。いつもしっかり計画をたてて消費しているのではなく、その時やその時代の気分で、消費者の心理が動かされるもののようです。確かに「今度消費税が上がる」と聞けば、「それなら、あまり買い物はできないね」となり、投資家はそんな消費者の気分を先回りして読み取り、投資を控えたりします。世の中が活気づいているといつの間にか自分まで気分が盛り上がり、「じゃ、この際だから買っちゃおうか?」などと言ってますね。巨人が優勝するとその時の消費に対する影響が大である、というのはわかるような気がします。
思わず買いたくなるような商品の開発や、「なるほど必要だ」と思わせるサービスには、多少高くてもお財布の口は開きやすいものです。そうした企画力や開発力をつけるというのもGDPをあげ、経済を活発にさせる重要な要素のようです。そしてそれを支えるのが教育のレベルが高いということや、人口の多さも必要になってきます。中国は日本の10倍の人口があると言いますから、あっという間に日本を抜き、GDPランキングでアメリカに次ぐ第2位となりました。
また景気をささえているのは現在の中高年の高い貯蓄率だと言います。私などは少しも実感としては感じませんが、中高年がその貯蓄をオープンにし、消費へ回せば間違いなく日本のGDPは上がるというのですが、年金も危うく老後の保障もなくては、簡単にはお財布のひもをゆるめられませんよね。